つまみ細工|すずまちのブログ

東京都港区南青山にある「つまみ細工 すずまち」のブログ
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つまみ細工あれこれ

つまみ細工のちりめん生地について

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少し、つまみ細工に向いているちりめんについて書かせて頂きます。

生地選びは本当に重要です。これを間違えると挫けてしまいますので、遠回りせずに最適な生地で制作を楽しみましょう。

ちりめんにはいくつかの種類と素材があります。

撚りをかけられたヨコ糸は「本」ではなく「越」と呼ばれ、一越(ひとこし)二越(ふたこし)があります。ヨコ糸が「一本」か「二本」の違いです。

二越ちりめんは鬼ちりめんとも呼ばれ、和のテイストのクラフト素材でよく使用されます。つるし雛などは鬼ちりめんがよく使われていますね。

鬼ちりめんは手に入りやすく、一越ちりめんよりも安価です。しかしながら、つまみ細工には不向きです。まず、カットした時にほつれが多く出ます。次に厚みがるので仕上がりがもたつき繊細なものが作れません。

つまみ細工に向いているのは断然、一越ちりめんです。厚みもなく、ほつれも出にくいです。柄があるデザインのものも多く手に入ります。柄があるものでも制作には支障ありませんが、その際も一越ちりめんを選ぶことをおすすめします。

次にちりめんには絹とポリエステル、レーヨンのものがあります。

私はワークショップでは主にレーヨンの一越ちりめんを使用しています。作品を制作する時は絹を使用します。絹はとても柔らかく、糊を吸うのも時間がかかります。それと違って、レーヨンのものは折り紙のようにたたみやすく摘みやすいので、初めはレーヨンのもので練習するのがよいでしょう。

しかし、レーヨンのものには少し難点も。水分で縮みやすいのです。長い時間糊で休めていたり、上部に糊をつけてしまうとすぐに縮んでしまいます。

なので、糊に休めておくのは15分くらいに留めておくのがよいでしょう。

まとめると、最初はレーヨンの一越ちりめんから。徐々に手が慣れてきたら絹の一越ちりめんに挑戦するのがいいでしょう。

最適な生地を選んで、つまみ細工を楽しんでくださいませ♬

※ワークショップイベントに変動がございますので、ご確認くださいませ。

2020年6月の日程

6月6日 ワノコト表参道 WAnocoto表参道スタジオ→お申込み

6月10日 鎌倉茶房有風亭(あじさい)

6月11日 北青山つまみ会(あじさい)

6月12日 ワノコト日本橋  WAnocoto 日本橋スタジオ→お申込み

6月14日 鎌倉茶房有風亭(あじさい)午前・午後の部満席となりました

6月16日 鎌倉茶房有風亭(あじさい)

6月18日 御殿場正直屋 (あじさい)

 

6月1日〜30日 着物やくるり大阪店にて「大人の簪展」

お申し込みワークショップ

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●鎌倉茶房有風亭 鎌倉市雪ノ下2丁目5−13

参加費 4500円(税込)(抹茶・上生菓子つき)

●その他のワークショップ参加費は4000円(税込)場所、時間等はお問い合わせください お問い合わせまたはinfo@suzumachi.comまでご連絡ください

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